良いギターも悪いギターも 所有しているけれど・・・
ま、少々 乱暴ですが、よく鳴らすギターと鳴らさないギターと持っているワケです。
高いとか 安いではなく、普通に なんとなく手にとって弾いている時間の長いものと云う
程度の意味です。が、結局 それが わたしにとって の「良いギター」なんですよねぇ、、
全部で 11本以上かなぁ? 持ってるけれど、
YAMAHA LL6J って云うのが 安物だけれど2本もあって、今でも 一番 古い20年前の同型の物を
最も 鳴らしています。
当たりが良くて、これって 指板が メチャ綺麗なワケです。
さすがにローフレットは 少々 くたびれてきましたが 年々 ハイフレットを弾きだして、
最近では レモンオイルによる お手入れもマメに行なっているので、
新品並みに良いコンディションになっています。20年前、1998年頃のものです。
スプルース トップは 弾き込んでいますから AREなんて 必要がないわけですよね。
そんな意味から云っても、裏側板合板ながらも、総単板のLL26AREレベルの ポテンシャルを秘めていると申しましょうか、 トラスロッドが いっぱいで、小傷や打痕ばかりですけれども、
LS36以上を購入するまで 元気でいてくれと 願っています。
同型が2本あるのは たいへん素晴らしいことだと思っています。持ち歩きライヴ用と 室内練習用で
使い勝手を分けています。が、これも よぅく考えてみればムダなことで もったいない使い方をしています。弦の交換やメンテナンスなどで 費用がバカになりません。いずれ 良いギターを使いたい方にメルカリで売却し、処分してFSなどに替えようと思います。小傷の無い 旧い綺麗な方を撮影しています。ペグのサビもありません。
さて 次に 比較的 高額な割に わたしには つまらない買い物をしたと感じているギターは
下の Martin OOO16GTです。これは つまらない買い物でした。
無理をしてでも エリッククラプトン シグネチャーモデルにするべきでした。
わたしには YAMAHAの方が 表現力に優れていると思われました。鳴らさないし、鳴らないアコギのママ、売りに出しました。5年も10年も 待てなかったのです。
Martinの鈴なりを聴くのであれば ビンテージの D28からでしょう、
現在は Martinは D28 Authentic とMartin OOO15M street masterを購入したいと云う
明確な ターゲットを絞れてきました。HPLや RLは けっこうです。最悪です。
Martin の他に Guildと Fenderも 失敗しました。
Fenderのアコギは 個性が無い 「使う意味を持たないアコギ」と化し、
Guildは 手に余る「武骨さ」が 似合わず 以上 下取りに出して YAMAHA サイレントギターや
FGに化けて SLGとFGは 何かと役に立っています。作曲用と深夜練習用に FGとSLGは
たいへん都合よく使用できます。標準が分かります。
現在 意外にも
ステージで最も多用しているアコギは 島村楽器 オリジナルブランドの
James スプルース単板、マホガニー裏側板、総単板です。これが 存外に 出来が良いのです。
中高音のバランスの良さ、粒立ちの良さは 群を抜いています。
ウッドバインディングが 素敵です。(へリボーンが嫌いなの)
何よりも ストローク奏法をしない わたしにとって、ベストな選択であったと思われます。
しかも わたしは 高温の金属音が 大嫌いなのに、Jamesは 金属音を殆ど感じません。
裏側板が マホガニー材単板ですから 温かい 柔らかさが高音に有って、好みです。
良いギターだと思います。しかし 2本のうち1本は ブリッジ下部の膨らみと ペグの調子が悪くて
手離してしまいました。
これは 来年 廃番になるらしいのですが、たいへん残念に思います。
Martin 15Mに 匹敵する コスパは 高く評価されるべきでしょう。
ストローク奏法するには 重くて、鈍臭いアコギに思われるのでしょう。けれども
フィンガーピッキングには ベターな チョイスの 一つかと思われます。
エレガットの Crafterは 古くから持っていましたが、YAMAHAのクラッシックギターを入手してから
エレガットの魅力が 急速に衰えてしまい、いまでは 気分を変える時は YAMAHA CG151Cを
爪弾く方が楽しいです。エレガットを買うなら やはり YAMAHA NCX2000でしょうか?
Taylorも欲しいけれど、高額過ぎますね。
やはり ギターは だんだん 高額なものばかり目に付いて ビンボーな わたしには
遠い憧れになりそうです。
けれども 下の写真を見て下さい。
あぁ、この子たちが 鳴るギターを持てるようにしてあげたい。そんな時代が来るように
祈りたい。じっくり観てください。
いろいろなことを 考えさせられるのです。
何はともあれ、
欲しいギターは たくさんあるけれども
わたしのビンボーや 実力から云えば 今は これで満足です。
Martin D28、Gibson KebMoは 確かに 欲しいけれども、今
かなり わたしの音楽指向を反映したものが 揃って 来たと思います。
これから後 10年、15年も 弾き続けるならば 考え直すでしょうが、
充分 恵まれていると思います。
腹が立つほど コンビニエンスな
↓ YAMAHA SLG110Sです。狭いアパートでは これが 重宝しています。
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